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ゲームプログラミングの記事を書いてます。

VisualStudioのディレクトリパス設定を少しだけ楽にする

この記事は2015年にQiitaで執筆したものです。情報が古い可能性があります。

VisualStudioを使ってプログラミングしていると、プロジェクトのプロパティからインクルードやライブラリのディレクトリパスを設定することがあると思います。

その設定を少しだけ楽にする方法があったので紹介。

ReleaseやらDebugやら・・・

ディレクトリパスを通すときに面倒くさいのが、DebugビルドかReleaseビルドかで通すパスを変えなければいけないパターンが多いことです。
中には64bitか32bitかで変える必要もあり、4パターン設定しなければならないなんてことも。
毎回それを設定していて面倒くさいと思った人も多いかと思います。

が、実は1つの設定だけで全ての構成で適用できる方法があったので紹介。

マクロを使う

仮に、C:API\bin\の場所にライブラリフォルダがあったとします。
bin以下はDebugやRelease、さらにx64やx86で分かれていて、その中にlibファイルがあるとします。

例:
C:API\bin\
 x86\
  Debug\
  Release\
 x64\
  Debug\
  Release\

今までは構成毎にパスを変更していましたが、実はマクロ機能を使うことができます。

今回のような場合だと、以下のように書くことが出来ます。
C:\API\bin\$(Platform)\$(Configutation)

これで、構成毎にパスが変換されます。
ちなみに、マクロの一覧はパスを書くウィンドウの右下のマクロを押すと見ることが出来ます。